「清掃」は全員で フリーライダーを見逃すな!

清掃とは、「身の回りのモノをきれいにして、いつでも使える状態にすること」です。

 

「いつでも使える状態」が目的なので、単にきれいにするのではありません。

工具であれば点検をする必要がありますし、備品類であれば補充をすることも必要です。

次の作業を準備することが、清掃なのです。

清掃は「貫く力」を向上させる一歩なので、粘り強く定着化させたいものです。

 

 

 

 

  • 本格実施は2Sができてから

 

清掃は、2Sがある程度進んでから、本格的に実施するのが望ましいです。

モノが多い状態で行っても、時間をかけた割には、きれいにならないからです。

 

2Sが進んでいないのであれば、清掃の時間を2Sに充てたほうが有効です。

 

 

2.清掃は全員の仕事

 

清掃は、経営者や管理者を含む「全員参加」が望ましいです。

汚す人ときれいにする人が異なると、きれいに使おうという発想になりにくいからです。

 

清掃を全員参加とするには、経営者や管理者の強い意志が必要です。

それは、フリーライダーが現れたり、「清掃≠仕事」の問題が発生したりするからです。

 

「全員参加」にすると、必ず出てくるのが、フリーライダーです。

自身は集団に対して貢献せず、集団の利益に「タダ乗り」する人のこと。

ここでは、「忙しい」と言って清掃をやらない人を指します。

 

フリーライダーを黙認してしまうと、全体の活動もいつの間にか、しぼんでしまいます。

そうならないよう、一日の決められたタイミングで、全員が取り組みます。

時間は10~15分でよいので、その時間帯は清掃を最優先の業務とします。

これをルールとして、経営者や管理職にも徹底しなければなりません。

 

もうひとつは、「清掃≠仕事」という問題です。

 

かつて、清掃は仕事が始まる前にしておくのが当然でした。

だから、清掃に対する賃金は支払わない、という経営者の方もおられます。

しかし、賃金を払っているからこそ、仕事として指示できるのです。

「ボランティアでやることだ」としてしまっては、清掃をやる人が限られてしまいます。

 

清掃を、早出や残業ではなく、就業時間内の全員の業務として位置付けるのです。

 

 

 

3.フリーライダー撲滅作戦

 

清掃を最優先の仕事と位置付けても、それだけではうまくいきません。

「急な仕事がある」などと理由をつけて、やらない人が出てきます。

 

そういう事態を撲滅する方法があります。

フリーライダーを見える化し、フリーライダーに指摘をしていくのです。

 

具体的には、清掃時間に音楽を流します。

音楽が流れている間に、経営者や管理者が職場を見回ります。

その際、清掃をしていない人がいたら、掃除をするように指導していきます。

 

 

このように、フリーライダーを見える化し、摘発していくことを繰り返します。

すると次第に、清掃が重要な仕事だと認識され、徹底されるようになるのです。

 

経営者や管理者が本気になって、2S・5Sを進めることが重要です。

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