ビジネス敬語

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ビジネス敬語基礎編①

 

ビジネス敬語基礎編②

 

ビジネス敬語基礎編③

ビジネス敬語基礎編④

 

 

ビジネスの世界では、基本的に敬語を使います。敬語とは、相手を敬う言語表現であり、社会人としての大切なマナーです。

敬語を使う上で重要なのは、「自分の立場や状況」を考えて使うこと。そして、相手を敬う気持ちを大切に話すことです。

今回は、ビジネス敬語 基礎編と題して、敬語にはどのような種類があり、どんな違いがあるのかをお伝えします。

 

 

 

 

ビジネス敬語は大きく分けると5つ

敬語は大きく分けると5つの分類があります。「尊敬語」「謙譲語㈵」「謙譲語㈼」「丁寧語」「美化語」です。ここでは、それぞれの特徴と正しい使い方について説明します。

 

 

・尊敬語

尊敬語は、相手の動作や状態などを高めることで、敬意を示す言葉です。そのため、尊敬語を使用する場合は、主語は必ず相手側に関することになります。

尊敬語を使用する上で注意が必要なのは、言葉の意味が変わってしまうこと。

例えば、食べたという言葉を尊敬語の、「動詞 + れる・られる」にすると「食べられる」になりますが、「食べられる」は、”食べることが可能だ”という意味にもなってしまいます。

他にも、「言う」という言葉を尊敬語の「動詞 + れる・られる」にすると「言われる」となり、受け身の言葉の意味になってしまったりします。

そのため、”食べた”は「召し上がった」、”言う”は「おっしゃる」と、特定の言葉に言い換える必要があるのです。尊敬語のポイントをよく理解し、使えるようになりましょう。

 

 

・謙譲語

謙譲語は自分側のことに使います。自分や身内をへりくだって表現することで、相手への敬意を示す言葉です。

謙譲語には、2種類あり、「提案を申し上げます。」というように、自分から相手に向かう言葉”謙譲語㈵”と、「私は田中と申します。」というように、自分の行為や状態を丁寧に表現する”謙譲語㈼”があります。

謙譲語の中には2種類ある、ということだけでも理解しておくと、実際に使う時に間違いを防げます。

 

 

・丁寧語

丁寧語は、相手を高め、自分側がへりくだることはせず、丁寧に表現する言葉です。語尾を丁寧な表現にすることで、会話全体の印象を良くすることができます。主に、「です」「ます」または「ございます」をつけるのが丁寧語です。

 

 

・美化語

美化語は、主に名詞に対して使う、上品で柔らかい印象を与える言葉です。ご連絡、やお茶など、「お」や「ご」をつけるものと、「うまい」を、「美味しい」など、特定の言葉に言い換えるものがあります。

 

 

 

ビジネス敬語の基本的なマナー

ここでは、敬語の基本的なマナーとして、「尊敬語・謙譲語・丁寧語を正しく使う」「役職や敬称のつけかた」「「お」や「ご」のつかいかた」「クッション言葉」「名前を尋ねるときの正しい敬語」を解説します。

 

 

・尊敬語・謙譲語・丁寧語を正しく使う

「尊敬語」は、相手の動作や状態などを敬うことで「相手を高める」言葉です。
「謙譲語」は、相手に敬意を払うために「自分側がへりくだる」言葉です。
「丁寧語」は、相手に対して敬意をあらわし「丁寧」にする言葉です。

どれも、敬意を示す言葉なのですが、「尊敬語は相手を高める」「謙譲語は自分がへりくだる」という違いがあります。丁寧語は、相手を高めたり、自分側がへりくだることはせず、丁寧に表現する言葉です。

ポイントは、尊敬語は相手側のことに使い、謙譲語は自分側のことに使うということ。まずは、尊敬語は相手側のことに使い、謙譲語は自分側のことに使う。丁寧語は語尾に「です」「ます」をつけると覚えておきましょう。

 

 

・役職や敬称のつけかた

敬語の基本として、自分のことは「ボク」「わたし」ではなく「わたくし」と言います。これは丁寧語です。

また、会社によってルールがある場合がありますが、基本的に、上司を呼ぶ時は「●●部長」というように役職をつけて呼びます。これは尊敬語です。社外の人に対して、社内の人を呼ぶ時は「●●部長」や「〜さん」などの敬称はつけません。

 

 

・「お」や「ご」の使い方

単語の前につける「お」や「ご」は、尊敬語もしくは丁寧語として考えます。自分側の動作には「ご」や「お」を付けないようにしましょう。

 

 

・クッション言葉

クッション言葉とは、相手に何かを尋ねたり、お願い・お断りをしたり、異論を唱える際に添える一言です。言葉自体を柔らかくする特徴があります。

使う必要のない場面でクッション言葉を使うと、失礼な印象を与える場合がありますので、必要な時にふさわしいクッション言葉を使えるようになりましょう。

 

 

・名前を尋ねる時の正しい敬語

相手の名前を確認しなければならない時、どのように尋ねればいいのか。

「名前を教えて」ということですが、「名前」は相手のものなので「お」をつけて「お名前」とします。そして、「教えて」欲しいのは自分なので謙譲語にかえると「お教えください」となります。

「お名前を、お教えください」

ですが、教えてほしいという、こちらの都合の「お願い」なので「お名前を、お教え願えますか」と言った方が丁寧です。そして、こちらから何かをお願いする場合は、文章の前にクッションになる言葉を添えます。

「お差し支えなければ、お名前を、お教え願えますか」

表現の仕方は、丁寧語、尊敬語、謙譲語を使っていれば、他の聞き方でも大丈夫です。

ここで、よく間違って使われている表現を紹介しておきます。「お名前を頂けますか」や「お名前を頂戴できますか」これは間違いです。お名前は相手のもので、こちらに貰うものではないからです。

 

 

 

 

よくある敬語の間違い

最後によくある敬語の間違いを解説します。正しい使い方をマスターして、恥のない敬語を使いましょう。

 

 

・「させていただく」

「させて頂く」というのは、本来は他者に許可を得て自分が何かをすることで、その恩恵を受けることに対して敬意を払う場合に使う言葉です。「他者に許可を得て自分が何かをする」「恩恵を受ける」この2つが満たされている時に使います。

私にとってメリットがあることを、相手が許可してくれたからする。という意味合いです。つまり、相手の許可を受ける必要がない場合は使用しません。

また、間違って使いやすいのが「拝見させて頂きました」などの二重敬語です。「拝見」も謙譲語、「させて頂く」も謙譲語。このように、ひとつの単語について、同じ種類の敬語を二重に使った間違いを「二重敬語」と言います。

 

 

・「承知いたしました」と「了解しました」

例えば、上司に「今日中に届けてください」と何か指示を受けたとします。その際「了解しました」と使う方は多いですが、これは同僚同士の表現です。目上の方には、きちんと尊敬語と丁寧語を使います。そのため、「承知いたしました」が正しい表現となります。

また、よく使いがちな「すいません」は、申し訳ない場合や、感謝のどちらにも使える言葉ですが、ビジネスマナーでは、「すいません」は使わずに、「申し訳ございません」や「ありがとうございます」としっかり表現しましょう。

 

 

・「〜になります」

「300円のお返しになります」の「〜になります」という表現は、バイト敬語とも呼ばれており、正しい使い方とは言えません。マニュアル等にも記載されている場合がありますが間違いです。

本来、「に + なる」は、状態の変化の時に使う表現なので、「春から夏になる。」や「アルバイトから社員になる」という使い方をします。

「こちらが資料になります」は、あまり違和感を感じないかもしれませんが、正しくは「こちらが資料でございます」です。

 

 

・「〜で、よろしかったでしょうか」

電話番号を確認し、復唱した際の「090-1234-5678でよろしかったでしょうか」。
という表現。以前、電話番号を聞いていたけれど、その番号でよかったかを確認する場合は、「よろしかったでしょうか?」と過去形にしても問題ありませんが、今聞いた番号をわざわざ過去形にする必要はありません。

また「よろしかったでしょうか」という表現は、再確認、自信がない印象を受けます。「〜で、よろしいでしょうか 」と言い切っても失礼ではありません。

 

 

・「とんでもございません」

この表現も、たくさんの方が使っているため、違和感が感じられなくなっています。そもそも、「とんでもない」がひとつの言葉なので、その言葉の中の「ない」を「ございません」に変化させるのは間違いです。

正しくは「とんでもないです」、もしくは「とんでもないことでございます」です。

 

 

・「どちらにいたしますか」

相手に何か選んで頂く時、間違えやすいのが「どちらにいたしますか」です。つい使ってしまいますが、この場合どちらかを選ぶのは相手です。そのため尊敬語を使わなければいけません。「いたす」は謙譲語です。

つまり、正しくは「どちらになさいますか」となります。頭で理解しようとすると大変かもしれませんが、敬語をどんどん使って身につけていきましょう。

 

 

 

まとめ

YouTubeの”カジコンチャンネル”にて本記事とリンクした「ビジネスの基本スキル | ビジネス敬語基礎編①」「ビジネスの基本スキル| ビジネス敬語基礎編②」「ビジネスの基本スキル| ビジネス敬語基礎編③」「ビジネスの基本スキル| ビジネス敬語基礎編④」を公開しています。

 

動画では、例文を元に、さらに詳しくビジネス敬語の基礎を解説しています。実践的な内容を知りたい方はぜひご覧ください。

 

社会人になれば誰しも敬語を使いますが、正しく使用できている方は少ないです。本記事でビジネス敬語の基礎を学び、社会人として恥のないスキルを身につけましょう。

 

 

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