年ひと月分は「探す」のための給料!?

5Sによってコストを削減することができます。

ただし、その効果はすぐには現れません。

効果が現れ始めてからも、持続させるための一工夫が必要です。

 

 

1.労務費を削減できる理由

 

5Sによってコストが削減できることを、損益計算書との関係で見てみましょう。

コストの削減のうち、最大の効果として表れるのが、労務費の削減です。

 

整理・整頓が進むと、モノの定位置も決まってきます。

すると、探すために浪費されていた時間が、付加価値を高める時間に置き換わります。

こうして、仕事の効率が上がるのです。

 

 

2.軽視できない「探す」時間

探すという行為は無意識に行われ、一回あたりの時間も、それほど長くはかかりません。

このため、時間の浪費になっていることには、気づきにくいものです。

5Sを進めても、大幅な時間削減につながる実感は、わきにくいかも知れません。

「5Sでは収益が上がらない」と言われる方もおられます。

 

でも、探すムダは、仕事のあらゆるところに存在しています。

現場を注意深く観察すると、「歩行」や「 打ち合わせ」といった行動に表れています。

これが作業時間を増加させ、生産性を下げているのです。

 

部門

ムダの例

製造部門

  原材料を探すムダ

物流部門

  副材料、仕掛品を探すムダ

  冶工具を探すムダ

  金型を探すムダ

  出荷すべき製品を探すムダ

管理部門

  書類を探すムダ

  ファイルを探すムダ

 

一般的なビジネスマンは、モノを探すのに時間をどれだけ費やしているのでしょうか。

1年間に「150時間」、あるいは「6週間」など、諸説あるようです。

 

仮に年150時間だったとしても、一日の労働時間を8時間とすれば、約19日分。

会社は毎年、およそ1カ月分の給料を、探す時間に対して支払っている計算になります。

あるいは、従業員12人につき1人、探すためだけの担当者を置いているのと同じ。

もったいないですね。

 

 

3.労務費の削減効果を得るコツ

5Sのうち、労務費の削減に大きく関わるのは、整理(Seiri)・整頓(Seiton)の2Sです。

ただし、労務費の削減効果を得るには一工夫が必要です。

 

それは、「仕事の割り当ての変更」。

 

2Sを始めて3~6カ月が経過すると、モノを探す時間が減ります。

これにより、仕事が何となく楽になったり早く進んだりするようになります。

 

そのタイミングで持ち場替えなどをして、仕事の割り当てを変えましょう。

そうしないと、2Sによって捻出された時間が、別の何かに置き換わってしまいます。

例えば、作業時間がゆっくりになることです。

 

2Sで現場がすっきりし始めたら、仕事の割り当て変更を考え始めるポイントです。

多くの企業で2Sが労務費の削減につながらないのは、この一工夫がないからです。

 

 

 

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